世界情勢を背景としたエネルギー価格の高騰による電気・都市ガス料金の上昇は、日本の経済社会に広範な影響を与えており、家庭や企業等の負担増加が見込まれます。
政府は国民の負担緩和策として各小売事業者などを通じて、電気・都市ガスの使用量に応じた料金の値引きを行い、物価高により厳しい状況にある家庭や企業等を引き続き支援する事業(電気・ガス価格激変緩和対策事業(以下、「本事業」)を実施することとしております。
このような状況を踏まえ、弊社は本事業に参画し、以下の措置に取り組んで参ります。
事業概要
2023年11月に閣議決定された「デフレ完全脱却のための総合経済対策」に盛り込まれたエネルギー価格高騰対策です。現在実施している電気・ガス料金の激変緩和措置を当面継続し、各小売事業者※1・2は国が定める値引き単価により、電気・都市ガスそれぞれの使用量に応じた料金の値引きを行い、値引きを行った各小売事業者に対し、国から支援が行われるものです。なお、本事業による値引きに際してお客さまご自身でのお手続きや当社へのお申し込みは不要です。
※1 当社はガス小売事業者として本事業を申請し、2023年12月21日付で採択されました。
※2 尚、当社が取り次ぎする東京ガス株式会社(小売電気事業者/登録番号A0064)が販売する電気価格については、電力取次元である東京ガス株式会社にて申請を行い、2023年12月22日付で採択されました。
1. 値引き期間
2024年6月検針分まで ※6月検針分は値引き単価の幅を縮小
値引き単価および値引きの適用終了月は国の補助金事業に準じます。
2. 値引き単価
都市ガス料金の場合 | ・2024年5月検針分まで:1m3 ご使用につき15 円(税込) ・2024年6月検針分:1m3 ご使用につき7.5 円(税込) ただし、年間契約量が1,000 万m3 以上のお客さま、発電事業を営むお客さま(売電分)は対象外となります。 |
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電気料金の場合 | 低圧電気をご契約のお客さま ・2024年5月検針分まで:1kWh ご使用につき3.5円(税込) ・2024年6月検針分:1kWh ご使用につき1.8 円(税込) |
※補助金適用前後の調整単価は、検針月の前々月末(例:2024年2月検針分は、2023年12月末)に、当社ホームページで公表する予定です。電気料金につきましては、以下、東京ガス(株)のホームページをご確認ください。
<ガス料金の補助金適用イメージ>
<電気料金の補助金適用イメージ>
※1 補助額は政府の支援単価を適用致します。
3. 値引き額の確認方法
毎月お客さまへお配りする検針票は、補助金分を予め値引きした単価にて算定した料金を掲載いたします。補助金分として値引きした金額は
「①補助金による値引き単価」×「②ご使用量」にて計算できます。
なお、国におけるモデルケース(ガス使用量30m3/月、電気使用量400kWh/月)の場合、ガス450円/月、電気1400円/月の値引きとなります。
その他詳細は、経済産業省資源エネルギー庁の特設サイトをご確認ください。